ホメオパシーとは|レメディのご購入は合同会社六員環商会で。

ホメオパシーとは

ホメオパシーについて

「ホメオパシー」とはギリシャ語で「homoios(類似)」「pothos(苦しみ)」を組み合わせた造語で、1807年にハーネマンによってあみ出されました。現在でも使われており、代替医療を示す用語として認知されています。
最初、ハーネマンは医師として医学書の研究や翻訳を進めていました。その時、ある医学書に「キナの樹皮がマラリアに効くのはその苦味のためである」という記述がありました。「苦味のある植物は他にもあるのに、なぜキナ皮だけマラリアに効くというのか。本当に苦味のためだろうか」疑問が湧いたハーネマンは自らが実験台となってキナの樹皮を摂取することを思い付き実行したところ、あたかも自分がマラリアに感染したかのように体が震え、発熱し、熱が下ってはまた上がるような経験をしました。
そのことから「病気を治す薬となるものは健康な人間には病気のような症状を起こす力がある」ことを発見したのです。

こうして「病人を治癒に導く薬というものは、病気と同じような症状を病人の中に引き起こす作用によって薬となりえる」という推論が導き出され、次々と実験を繰り返すことによって確証へと深められていきました。これがホメオパシーの始まりです。

私たちも、風邪を引くと「しょうが湯」を飲んだりします。生姜は刺激のある食べ物ですから、喉がヒリヒリ痛いときに飲むと、さらにヒリヒリと喉を刺激することになります。ところが、それが却って痛みを和らげることにもなります。
また、大根サラダを食べ過ぎるとお腹が痛くなったりするように、生の大根も辛味が強く刺激物ですが、お腹が痛い時に大根下ろしを一口食べると、痛みが軽くなったりします。
このように民間療法では昔からホメオパシーの効果が「何かが起きたら何かを起こすものを食べて治す」自然の摂理として理解されていました。

ハーネマンは向学心のある人でしたから、自分の発見を単に利用するだけでなく、それをさらに改善するよう努めました。
同時代の医師たちへ自分の発見を伝えるために自分で医学書を書き、自分の処方を改善すると、また新しい医学書を書いたり古い著作を改版したりしました。ハーネマンの主要な著作は何度も改版されています。
このような事情があるために、ハーネマンの考えと手法を受け継ぐ後代のホメオパシー実践家の間で考え方や作法が異なってしまうという現象が生まれました。ハーネマンの著作の中でどの出版物を重視しているか、という意見の違いによって流派が分かれていったのです。
改版を続けながらハーネマンは1833年、ついに現在のホメオパシーの根幹をなす考えを発表します。
「従来の薬を希釈し振盪を与えることによって、ますます効果的に治癒への刺激を与えることができる」という考え方です。
当時の医師たちから「キナ樹皮を百万倍に薄めてしまっては薬効があるはずもない」と反論を受けたりもしました。(現在の医師たちも多くは同じ立場をとるでしょう。いまこの文章をお読みの方も「薄めて効果があるなんて不可能だ」とお思いかもしれませんね。)

従来理論とあまりに掛け離れていたため、大多数の人々から反感と不信を抱かれた一方、疑いつつも信じて実践してみた医師・賛同者からは再現性が確認されたことにより、ホメオパシーは発展を始めることになりました。
ハーネマンの生まれた国・ドイツや、ハーネマンの暮らした国・オランダやフランスなど、ヨーロッパ諸国ではホメオパシーは代替医療として国家に認められています。
またイギリス人が駐留したことからインドにも広まり、マハトマ・ガンジーが強くホメオパシーを推奨した経緯もあってインドでは(代替医療ではなく)主流医療の一つに位置付けられています。
さらに、冷戦時代、西側諸国から圧力を受けて物資が満足に供給できなかったキューバではホメオパシーが今も主流医療の中心的役割を担っているそうです。南米ブラジルでは無医村も多く、一家に一箱ホメオパシーのくすり箱があるとも聞きました。

日本では、ホメオパシーは知名度も低く、ホメオパシーの原理に対する理解もまだ十分とは言えない状態です。また当然のことながら、日本ではホメオパシーは医療行為とはみなされていません。それだけにいろいろな立場の人がホメオパシーについていろいろな意見を述べることができますが、責任をもたない「噂話」のような情報が飛び交い、正しい情報の入手を妨げてしまっては誰にとっても良くない結果に終わってしまいます。
不用意な発言を控えるため、ホメオパシーについての最初の説明はこれで終わります。
いつの日にか、この続きを書きますのでどうぞご期待ください。

ホメオパシー自然療法で用いる、砂糖球・アルコール・植物エキスなどを「レメディ」と呼びます。
インドでは「Medicine(お薬)」と呼ばれることもありますが、国内でそのような表現をすると法律に触れるため、「レメディ」で統一しています。
ちなみにイギリスでは「Homoeopathic Remedy(ホメオパシー的に準備されたお助けグッズ)」と呼ばれることが多いです。

エワルト・ストットラー氏について

ハーネマン・ホメオパシー財団代表。約30年の経験を持つ、オランダ人ホメオパス。
ハーネマンの著作をのべ数百回以上、丹念に読み込み、古典に忠実に従いつつ、最も実践的な処方の開発に余念がありません。
自身の経験と作法をオランダ国内のホメオパスへ向けて公表し、もっとも穏やかで迅速に効果を出す処方として当国内に広く普及させることに成功ました。
当国のホメオパシー療法の全体の向上に大いに貢献し続けており、海外への教育活動も熱心に行っている。

ストットラー式LMレメディ

エワルト・ストットラー先生の手法に沿った、口に入れずに鼻先で「嗅ぐ」ためのレメディです。希釈の度合い(ポテンシー)はLM(5万倍)スケールでLM1からLM30までご用意しています。

パナジープロトコルについて

ホメオパシー大国、インド。何代も続くカルカッタ在住のホメオパス一族であるプラサンタ・バナジー医師とプラティップバナジー医師(父子)によって発表されたホメオパシーの手法を「バナジープロトコル」と呼びます。脳腫瘍や各種の癌などをはじめとする慢性疾患の対応に定評があります。

バナジープロトコル・レメディ

法律の制約上、詳細は説明できません。バナジー医師父子の著作で言及されたレメディのうち、国内で販売可能なレメディについて取り揃えております。

ティッシュソルトについて

人体をつくる元になっている12種類の主要ミネラルのことをホメオパシーでは「組織塩」といいます。英語の“Tissue Salt(ティッシュソルト)”に由来します。
ホメオパシー的に処理された「組織塩」は不足しているミネラルや過剰なミネラルな適正なバランスへと戻すよう生体を刺激すると考えられています。

ティッシュソルト・レメディ

ふだんの砂糖球4g入りと磨砕錠30g入りをご用意しています。
砂糖球のポテンシーは6Xまたは9Xです。磨砕錠のポテンシーは、3X、6X、12Xで、それぞれ1~2種類を揃えています。
4g/砂糖球(直径3㎜)
30g/磨砕錠(直径6㎜)

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